磯街道の『じゃんぼ屋』

スタッフ

2008年02月28日 05:30

  中川家さんの『じゃんぼ餅』が大好きなんです^^

  創業は古くて明治の頃からあるそうで、近隣には数軒の同業店があります。

  ん??県外の方にとっては・・・、いったい何屋さんなの?という声が聞こえてきそうですよね!


     ちなみに、漫才コンビの「中川家」とは一切関係ないです。。。 (笑)



 


 




  これが『じゃんぼ餅』です。 美味しそうでしょ!^^
  漢字で書くと「両棒餅」 となります。

 名前の由来は・・・

  画像では1個の餅に竹串が2本刺さっているのが分かると思いますが、
  これはサムライの魂である二本挿しの刀を意味しているというのが有力な説らしい。
  2本の棒だから・・・いつしか両棒となり、読み方も変化していったようです。
  両棒(リャンボウ)が次第に(ジャンボウ)に訛って、(ジャンボ)となったらしい。 


  その昔、中世の頃より『じゃんぼ餅』は谷山の名物だったんですよ。
  慈眼寺周辺や谷山の本町ににてお店が数軒あったのを記憶しています。
   (今は慈眼寺ソーメン流し入り口の 嘉名留(かなどめ)さんのカフェのメニューにあるだけになりました)

  明治に入って磯街道沿いに『じゃんぼ屋』ができたそうです。
  その中でもここは老舗のお店ひとつなのですよ。




   柔らかい焼き餅に、甘ーぃ餡がたっぷり!!とろ~り!!
   他のお店では、餡は基本的には醤油と砂糖で作りますが、
   本家「中川家」では秘伝の味噌と砂糖で餡を作っています。

   一皿に『じゃんぼ餅』が12個、お茶とお漬物が付いてきます。

      『おいしそ~!!!』



 



     いただきま~~す(^O^)/

     う~~ん、美味しーい!(^ー^)v

   1皿に12個といっても、普通の方なら1人で食べるにも結構な量。
   桜島をユックリと眺めながら、最後は満腹になってしまいました!
   中川家特製の味噌餡のせいか、後味もしつこくないのがいいんです。
   年に何度も食べに通っても飽きない1品なんです。


   ここは、皇室にも『じゃんぼ餅』を献上している由緒正しいお店なんですって! (凄いで~す)
   余談ですがその昔、映画 「男はつらいよ」の映画ロケがあった時に、
   故 『渥美 清』さんが立ち寄り、好んで『じゃんぼ餅』を食べたそうですよ!



 
  
    磯旧街道沿いなので見落とさないようにねっ!   

   磯ビーチが目の前で、間近に桜島が鎮座してます。
   最高のロケーションですよ。
一般名称
本家『中川家』(ナカガワケ)
所在地
鹿児島市 吉野町9673
アクセス
鹿児島市磯にある「仙厳園」前バス停より旧街道沿いに徒歩5分
料金
一皿 500円(税込み)  1皿に12個。お茶と漬物付き。
お持ち帰りも出来ます! ドライブスルーも可!!

座席
テーブル16席、座敷12席
駐車場
あり
お問合せ
099-247-5711

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