鶴丸城跡

だいたい他の県のお城が今でも復元されて建っているからなのか
ここに観光客を連れてくると「で、お城はどこに?」と言われたりするのですが・・・
2度の火災によって焼失してしまい、残っているのは城壁と石橋だけなんです。
流れ弾の跡が残る城壁を見ながら残っている石橋を渡っていくと
現在は市立美術館と鹿児島県立図書館と歴史資料センター黎明館が建っています。
誇れるようなお城はありませんが、もともと薩摩藩は
「城をもって守りと成さず、人をもって城と成す」といいますもんね。
私は春の桜の季節と、初夏の蓮の花の季節が好きです。
写真協力:(社)鹿児島県観光連盟
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この教えは、郷中教育としては尊いことなのですが、鹿児島の残念な特徴として、歴史あるものを、残したり、復元する努力と熱意が他県や外国より大きく足りないという県外の人間からの印象です。
歴史は、どんな他県よりも素晴らしいのに、勿体無いことだと思いますね。もっと歴史を目で観る観光を、結果として、そこに住む後世の子供達に、視覚的に復元という形で感受性豊かな環境にして残して行く努力が出来ないものでしょうか。